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掛け具合の良い眼鏡とは?

フロントがジェラルミン、テンプルがβチタニウムのメガネフレームを販売して

レンズの加工をしました。

しかし通常のメガネならサイズ通り削られたレンズは容易にフレームにはめられます

が、今回のフロントはジェラルミンのためカチカチで弾力がなく硬くてはめにくい。

結果的に少しレンズの横を修正してはめましたが、フロントは全く調整できませんでした。

導入してこの1ヵ月、スタイルやカラーなど気に入られる3名のお客様ありましたが、

元々仕入れをする時からフロントのヨロイを掛け具合調整できないとわかっているの

で、そのうちの2名様は調整が必要でしたので不都合な理由を説明しお断りして別に

気に入ったメガネを販売しています。
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 どうでしょうか? (青く写ってますが現品はシルバー)  大変お洒落ですね☆☆☆

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問題なのは特にこのメガネの場合、人を選ぶという事です。

ファッション性は申し分ないので多数の方が気に入る。でも掛け具合を良く考えると誰に

でも販売してはいけない。少数の方に絞って販売するようをこころがける。

フロントのヨロイの掛け具合調整をしなくて良い方のみ限定販売が厳守です。

でも調整できないと言う事は、すなわち ゆがみにくい訳ですから、このフレームと相性

が良くて選ばれた方は、その掛け具合が長く持続できる。 

つまり快適な掛け具合が持続する期間が長いだけさらに快適度を増幅させるので、

当店自信の一品で掛け具合1番のアイメトリクスより、その方にとってはこの問題の

カチカチが逆にフレームの掛け具合を快適にするのではと思います。

やはりメガネも相性です。ファッションだけでなく掛け具合などの複雑なことも考慮して

相性の良い提案をするのも眼鏡屋の仕事ですね。

by aa-nobu | 2007-08-22 12:45 | 眼鏡 | Comments(0)  

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